MACDによるダイバージェンスとトレンドの転換について
- 2014/08/01
- FXの環境認識, FXチャート分析の基礎
- 底値圏, 逆行現象, 高値圏, MACDによるダイバージェンス
前回は、RSI、ストキャステックスによるダイバージェンス(逆行現象)について、説明しました。
ダイバージェンス(逆行現象)は、価格の値動きに対してMACDの動きが逆行する現象を言い、特異的な相場環境で成り立ちます。
したがって、今後相場は転換する可能性があることを示唆します。
ここでは、MACDによるダイバージェンスについて、説明します。
(図:MACDによるダイバージェンス)
MACDと短期・中期の移動平均線による売買タイミングを以下に示します。
①ローソク足とMACDがダイバージェンス(逆行現象)が発生している。
②上昇トレンドにおいて、短期移平均線が中期移動平均線を上から下にクロスしたときに売り検討。
③下降トレンドにおいて、短期移平均線が中期移動平均線を下から上にクロスしたときに買い検討。
以上の売買サインは、逆張りなので慎重に売買タイミングを探ってください。