底値圏でのダブルボトム

ここでは、チャートに現れるチャートパターンについて、説明します。

Wボトム(ダブルボトム)とは、底値圏において、2回底値を付いた後に上昇するパターンになります。

(図:Wボトム)
Wbottom

ローソク足などが下ひげが出ていたり、RSIがダイバージェンスが発生していれば、買い有利な展開となりますので、よーく覚えておいてください。

(図:ドル/円日足チャート)
下の図では、値が徐々に切り下がり底値を2回付いた後、下降ラインを上にブレイクしています。
その前にRSIがダイバージェンスが発生します。買い有利な展開となります。

wbottom_USDJPYDaily

MACDによるダイバージェンスとトレンドの転換について

前回は、RSI、ストキャステックスによるダイバージェンス(逆行現象)について、説明しました。

ダイバージェンス(逆行現象)は、価格の値動きに対してMACDの動きが逆行する現象を言い、特異的な相場環境で成り立ちます。

したがって、今後相場は転換する可能性があることを示唆します。

ここでは、MACDによるダイバージェンスについて、説明します。

(図:MACDによるダイバージェンス)

MACD_DIV_EURGBPDaily

 

MACDと短期・中期の移動平均線による売買タイミングを以下に示します。

ローソク足とMACDがダイバージェンス(逆行現象)が発生している。

上昇トレンドにおいて、短期移平均線が中期移動平均線を上から下にクロスしたときに売り検討。

下降トレンドにおいて、短期移平均線が中期移動平均線を下から上にクロスしたときに買い検討。

以上の売買サインは、逆張りなので慎重に売買タイミングを探ってください。