【相場】ファン理論でトレンド転換を探る!

相場の転換を示す方法として、「ファン理論」があります。

ファン理論とは、トレンドラインを3本引き、この3本のラインを突破したら、トレンドの転換を示唆します。

(図:ドル/円日足チャート)

fan_USDJPYDaily

最初は急上昇し、次の緩やかな上昇、更に緩やかな上昇となっていきます。

このトレンドの転換については、このまま下降していくのか、反発し更に新しいトレンドとなっていくかの境目にきていると言えます。

 

【売買】安値ブレイクによる売買ポイント

ここでは、安値ブレイクの正しい方法について説明します。

相場が下落する場合、上昇中のときとは違い大きな値幅で下落するため、下落後の戻りは小さい場合が多いです。

下の図は、200日移動平均線で下落後の戻りを示しています。

(図1:ユーロ/ドル4時間足チャート)

down_break1_EURUSDH4

200日移動平均線付近では、一度200日ラインを下回りますが、その後戻りが深い場合があります。

その場合、安値を下にブレイクしても戻りがあるので、マイナスの期間が長くなる場合があります。

下の図は、横ばいで何度も下値ラインを試しています

(図2:ユーロ/ドル4時間足チャート)

down_break2_EURUSDH4

上図サポートラインを下にブレイクしたときに、売りを仕掛けた方が、戻りは小さい場合が多いです。

ここで注意ですが、戻りが少ないということは、トレンドが転換点にきている場合が多いので、利益がのればすぐに利確した方が無難と言えるでしょう。

(ストップ値ー売買ポイント値)>1.0以上で利確しても良いと思います。