底値圏でのダブルボトム

ここでは、チャートに現れるチャートパターンについて、説明します。

Wボトム(ダブルボトム)とは、底値圏において、2回底値を付いた後に上昇するパターンになります。

(図:Wボトム)
Wbottom

ローソク足などが下ひげが出ていたり、RSIがダイバージェンスが発生していれば、買い有利な展開となりますので、よーく覚えておいてください。

(図:ドル/円日足チャート)
下の図では、値が徐々に切り下がり底値を2回付いた後、下降ラインを上にブレイクしています。
その前にRSIがダイバージェンスが発生します。買い有利な展開となります。

wbottom_USDJPYDaily

ローソク足について

ここでは、ローソク足について、解説します。

ローソク足」とは、2つの通貨の値動き(始値、終値、高値、安値)が「ローソク足」の形に似ていることから、由来しています。

ローソク足は、終値が始値より大きい場合は「陽線」、終値が始値より小さい場合「陰線」として表します。陽線と陰線のローソク足の色はまちまちです。陽線を青、緑や白、陰線を赤や黒で表したり、その逆で表現する人もいます。自分の合った色を選ぶことができます。

 

ローソク足の構造【陽線】_yousen_02     ローソク足の構造【陰線】_insen_02

(図:ローソク足チャート)

candlesticks_eurusddaily

「ローソク足」を発案したのは、江戸時代に出羽国の本間宗久さんが米取引で使ったことから起源とされています。
そうです、「ローソク足」は日本人が発明したものと言うことです。
日本の株式市場、金相場、為替などのチャートには、「ローソク足」が最も多く使われています。
海外では、バーチャートやラインチャートがよく使われています。

(図:バーチャート)

bar_chart_eurusddaily

(図:ラインチャート)

line_chart_eurusddaily

ローソク足とは、「始値(はじめね)」、「終値(おわりね)」、「高値(たかね)」、「安値(やすね)」を一本で表したものです。
始値より、終値の価格が高い場合は、陽線で表し、始値が終値よりも価格が低い場合は、陰線で表します。

今後ここではチャートには、「ローソク足」で示していきます。

(図:ローソク足=陽線)

ろうそく足(大陽線)

(図:ローソク足=陰線)

ろうそく足(大陰線)

ローソク足にも、実体部分と上ヒゲ、下ひげがあります。
ローソク足の色の表し方については、千差万別ありますが、ここでは陽線=青色、陰線=赤色で示すことにしています。

■ローソク足の形

ろうそく足の値動き

 

●パターンAは、始値<終値となっているので、陽線で表します。

●パターンBは、始値>終値となっているので、陰線で表します。

●始値>安値=下ひげ、終値>高値=上ひげとなります。