ローソク足の種類と特徴
前回ローソク足には、陽線と陰線があるというお話しをさせて頂きました。
ローソク足の種類と特徴について、解説していきます。
1.陽の丸坊主
上下のヒゲが全くない。
売り圧力が「一方的」に強い状態。
2.陰の丸坊主
上下のヒゲが全くない。
売り圧力が「一方的」に強い状態。
3.陽の寄付き
下ひげがない大陽線。
買い圧力が強い。
4.陰の寄付き
下ひげがない大陰線。
売り圧力が強い。
5.コマ(陽の極線)
実体もヒゲも極めて短い陽線。
相場が迷い、保ち合っている。
6.コマ(陰の極線)
実体もヒゲも極めて短い陰線。
相場が迷い、保ち合っている。
7.カラサ(陽線)
短い実体に長い下ひげがつく陽線(上ひげなし)。
「底値圏」で出たら上昇へ転換の可能性大。
8.カラサ(陰線)
短い実体に長い下ひげがつく陰線(上ひげなし)。
「底値圏」で出たら上昇へ転換の可能性大。
9.トンカチ(陽線)
短い実体に長い上ひげがつく(下ひげなし)。
「天井圏」で出れば、下落への可能性が大。
10.トンカチ(陰線)
短い実体に長い上ひげがつく(下ひげなし)。
「天井圏」で出れば、下落への可能性が大。
11.トンボ
下ひげが長い寄付同時線。
相場の転換期を示唆。
12.寄せ線(足長同時線)
上ひげと下ひげがほぼ同じ長さの寄付同時線。
売り勢力と買い勢力が激しい攻防をしている状態。相場の転換期を示唆。
13.四値同時線
始値、終値、高値、安値の4値がすべて同じで柱もヒゲもない寄付同時線。
相場が動いていない状態だが、新しい相場の転換を示唆。
14.ドウバ(塔婆)
下ひげがない寄付同時線。
相場の1つの流れが終了し、この後転換か保ち合いへ。