グランビルの法則(売りシグナル)
- 2014/07/05
- FXチャート分析の基礎
- グランビルの法則, 売りシグナル, 戻り売り
移動平均は、アメリカのJ・E・グランビルによって提唱されたことは前回お話させて頂きました。
(図:移動平均線によるグランビルの法則)
【売りシグナル】
①天井圏での売りサイン 移動平均線が上昇後、ろうそく足が横ばいもしくは下降する局面で、ろうそく足が移動平均線を上から下にデッドクロスしたとき。
(図:売りシグナル①)
②戻り売りサイン1
移動平均線が下降している局面で、ろうそく足が一旦移動平均線を上回るも、再度移動平均線を上から下にデッドクロスしたとき。
(図:売りシグナル②)
③戻り売りサイン2 ろうそく足が移動平均線に向けて上昇するも 上回らずに、再び下落するとき。
(図:売りシグナル③)
④逆張り売りサイン
移動平均線が上昇している局面で、ろうそく足が移動平均線と乖離しろうそく足が下落したとき。 ※これは、乖離しているから売りとする、逆張り思想であるため、あまり推奨しません。
(図:売りシグナル④)
以上が、グランビルの売りサインの法則です。 ここでは、ろうそく足と移動平均線によるグランビルの法則を適用しましたが、2つの期間の異なった移動平均線2本でもグランビルの法則は適用できます。