グランビルの法則(買いシグナル)

移動平均は、アメリカのJ・E・グランビルによって提唱されたことは前回お話させて頂きました。
グランビルの法則-買いの4法則と売りの4法則

 (図:移動平均線によるグランビルの法則)

【買いシグナル】

①底値圏での買いサイン
移動平均線が下落後、横ばいかやや上方向のときに、ろうそく足が移動平均線を下から上にゴールデンクロスしたとき。
これは、底値圏での初動段階で現れます。

グランビル(買いシグナル①)

 

(図:買いシグナル①)

②押し目買いサイン1
移動平均線が上昇している局面で、一旦ろうそく足が移動平均線を下回るも、移動平均線が下から上にゴールデンクロスしたとき。

グランビル(買いシグナル②)

 

(図:買いシグナル②)

③押し目買いサイン2
ろうそく足が移動平均線に向けて下落するも
下回らずに、再び上昇するとき。

グランビル(買いシグナル③)

(図:買いシグナル③)

④逆張り買いサイン
移動平均線が下落している局面で、ろうそく足が移動平均線と乖離しろうそく足が上昇したとき。
※これは、乖離しているから買いとする、逆張り思想であるため、あまり推奨しません。

グランビル(買いシグナル④)

(図:買いシグナル④)

 

以上が、グランビルの買いサインの法則です。

ここでは、ろうそく足と移動平均線によるグランビルの法則を適用しましたが、2つの期間の異なった移動平均線2本でもグランビルの法則は適用できます。