【売買】戻り売りブレイクは最高の売買ポイント

下降トレンド中の、「戻り売り」について解説します。

大きな時間軸で上昇トレンド中である場合は、日足で下降トレンドでも大きく戻される場合もあるので、注意が必要です。

①日足でトレンドの方向性をみる
日足でトレンドの方向性をみます。戻りが入ったときに、売り検討に入ります。

(図:ドル/円・日足チャート)
modori_USDJPYDaily

下降トレンドラインで、3回から4回頭を抑えられて下降しているのが分かります。

②4時間足で戻り売り
下降中に戻りが入り、日足で引いた下降トレンドラインに近づいてきます。

(図:ドル/円・4時間足チャート)
modori_USDJPYH4

戻りの場合、下値が切り上がってきたら、ラインを引きます。

下降トレンドラインで反発し、先ほどのラインを引いた線を下回ったときに、売りポジションを取ります。

ストップは、直近の高値+スプレッド+αに置きます。

ブレイクして大きく下げた場合などは、大きく戻しがあるので、要注意となります。

特にストップは、十分にとっておくことをお勧めします。

この手法は、日足、4時間足を例にしていますが、1時間足以下でも使える手法なので、試してみてはいかがでしょう。

【売買】基本的な値幅予測の考え方

トレンド中の値幅予測の考え方について説明します。

値幅予測とは、例えば上昇トレンド中の下落に際し、どの程度のドローダウンがあるか値幅予測することです。

経験側から上昇分に対して、1/3戻し、半値戻し、2/3戻しなどがあります。

以前フィボナッチ数でも取り上げましたが、フィボナッチにより、どの程度のダウンが見込めるのか予測することができます。

①上昇トレンド中の「押し幅」予想

上昇トレンド中の押し幅を予測するために、フィボナッチ数を使い検証してみましょう。

(図:上昇中の押し幅)

OshiMe_EURUSDDaily

上昇トレンド中の下落を「押し」と言います。

押しが入り、買いポジションを持つことを、「押し目買い」と言います。

上昇中の下落は、直近最安値から下落し始める高値をフィボナッチレトレスメントで結んでみる。
フィボナッチ数38.2~50.0まで押した後、上昇に転じていることが分かります。

そのときに、RSIによるダイバージェンスまたはストキャステックスによるダイバージェンスが発生していれば、買い有利な展開となります。

②下降トレンド中の「戻り幅」予想

下降トレンド中の戻り幅を予測するために、フィボナッチ数を使い検証してみましょう。
す。

(図:下降中の戻り幅)

modori_EURUSDWeekly

下降トレンド中の上昇を「戻り」と言います。

戻ったときに売りポジションをもつことを「戻り売り」と言います。

フィボナッチ数61.8~78.6まで戻った後、下落に転じていることが分かります。

そのときに、RSIによるダイバージェンスまたはストキャステックスによるダイバージェンスが発生していれば、売り有利な展開となります。

上昇中の押し目や、下降中の戻りがないトレンドは一方的に強いトレンドとみることができますが、買いや売りを仕掛けるタイミングを失うことがあります。

上昇中の「押し」や下降中の「戻り」が深いほど、反発が大きくなります。