【トレンド系】トレンドの強さをみるMACD
- 2014/07/28
- FXチャート分析の基礎
- トレンドの強さ, 指数移動平均線, MACD
MACDは2本の期間が異なる指数移動平均線の差を量で示したものと、シグナル線も用いたものです。
相場の周期とタイミングを捉える指標です。
MACDはダマシが少なく使いやすいので、一部根強い人気を持つ指標です。
トレンドの方向性をみるという観点から、オシレーター系指標というよりも、トレンド系指標に位置するという意見もあります。
それを証拠に、%表記ではなく通貨の価格を表示しています。
2本の移動平均線のクロスしている箇所とMACDの0ポイントは同じになっています。
MACDの0付近では、反転する可能性があります。
(図:移動平均線とMACD)
移動平均線とMACDは同じ期間で表示しています。
MACDによる売買サインについては、以下になります。
①買いサイン
先行するMACDが遅行する同平均(SIGNAL)を下から上に抜いた時、MACDがともにゼロのラインを上回れば、信頼度が増します。
②売りサイン
先行するMACDが遅行する同平均(SIGNAL)を上から下に抜いた時、MACDがともにゼロのラインを下回れば、信頼度が増します。
ここで保ち合い相場では、MACDの0ポイントを行き来するので、信頼性がなくなります。
トレンドが出ているときに、有効な指標となります。