【オシレーター系】ストキャステックス
- 2014/07/25
- FXチャート分析の基礎
- オシレーター系, ストキャステックス
オシレーター系指標の代表として、ストキャステックスがあります。
今回ストキャスってクスのオシレーター系指標について解説します。
RSIと同じ動きをしていますが、
ストキャステックスは、オシレーターの分析手法で、高値、安値、終値を使って作成しています。過去の高値、終値に対して、当日の終値に対して数値化したもので、短期線=%K、中期線=%Dの2本の線を使って売買タイミングを見ます。
RSIと同様に、%で表しある一定の基準で買われ過ぎ、売られ過ぎを判断しています。RSIと違うのは、%Kと%Dと二本の線で判断しているところです。
やはり、トレンドが発生しているときは判断が難しいものです。
(図:ストキャステックス)
①ストキャスってクスの「買われ過ぎ」の判定
買われ過ぎの判定する%は、一般的に70%以上、80%以上などが多く判定基準とされています。
②ストキャスってクスの「売られ過ぎ」の判定
売られ過ぎの判定する%は、一般的に20%以下、30%以下などが多く判定基準とされています。
私の場合売買タイミングは、以下の条件で行っています。
①日足または4時間足で、トレンドの方向性をみて、その下位の時間足で売買タイミングをみています。
②下降トレンド中で戻り売りにおいて、80%以上で%Kが%Dを上から下にクロスしたときに、売り検討。
②上昇トレンド中で押し目買いにおいて、20%以下で%Kが%Dを下から上にクロスしたときに、買い検討。
買いまたは売り検討というだけで、相場環境をみて判断します。
このような使い方をした方が無難でしょう。
あくまでストキャステックスを逆張り的な手法で判断すると、痛い目に遭います。
それは、RSIも同じですが、トレンド中は上下に張り付いて、使えないことがあるからです。
また、「トレンドは継続」すると言われています。トレンドに乗れれば、大きく上昇または下降していきます。そこで底値圏、高値圏を見極めるのは至難の技であると言われているからです。
短期で売買している人も同様なことが言えますので参考までに。