【売買】複数のシナリオを考える
売買に必要な要素として、現在みているチャートの時間軸だけをみて、買いや売りのシナリオを考えることは禁物です。
予想を立てて、複数のシナリオを立てることは必須であると考えます。
以下は、ユーロ/豪ドル週足チャートになります。
(図:ユーロ/豪ドル週足チャート)
上図のチャートをみると、上昇トレンド中で大きく下落している場面となります。
直近安値を下回っていないことや、200日移動平均線はまだ上を向いていることを考えると、一応ある程度反発して上昇に転じることも考えられます。
また反発した後、下げてくることも予想されます。
1.4000のサポートラインを下回れば、本格的な下降トレンドとなることが予想されます。
以下は、ユーロ/豪ドルの日足チャートです。
(図:ユーロ/豪ドルの日足チャート)
ユーロ/豪ドルの日足チャートをみると、200日移動平均線が下向きになっているので、下降トレンドとなっています。
ここで、月足チャートでは上昇トレンドで日足チャートでは下降トレンドとなっているので、いつ反発し上昇に転じるか分からない状況です。
ここで、日足または月足でRSIのダイバージェンスが発生するれば、十分に反発する可能性もあり、そのまま保ち合い相場となる可能性もあります。
1分足や5分足のような小さな時間軸であっても、大きな時間軸をみて、今買い有利なのか売り有利な時間帯であるのか、判断しなければなりません。
このように、複数のシナリオを描いてトレードに望むと、その後の対処も楽に進めることができます。