【実践】テクニカル分析(1)
今回は、チャート分析における相場環境について、説明しています。
まず長期の期間である、ドル円月足チャートを例に相場環境について解説していきます。
(図:ドル円月足チャート)
現在の状況は、200移動平均線をを行ったり来たりの保ち合い相場となっています。
チャートの水平線(青)は過去にサポート(支持線)されてきたラインまで戻してきていることが分かります。
また下降トレンドライン(赤)がレジスタンス(抵抗線)と機能して、三角保ち合いを形成しています。
この三角保ち合いを上にブレイクしていけば、ドル高の傾向になっていくと予想されます。
逆に下降トレンドラインがレジスタンスとして機能し、水平線のサポートラインを下回れば、急速にドル安が進行する境目にきています。
このように長期のチャート分析を行った後に、中期、短期のチャートをみて売買計画を立てるようになります。
また大切なのは、過去に同じようなチャートパターンがないかを探してみるのも良いと思います。