【2017.11.12】先週11/06~11/10のFX値動き

先週は主だったニュースはなく、トランプ米大統領の税制改革の遅れや、国内においては教育の無償化などが検討されています。先週は主だったニュースはなく、トランプ米大統領の税制改革の遅れや、国内においては教育の無償化などが検討されています。




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さて先週一週間の動きをみていきましょう。

【2017.11.06】FX市場

ドル下落!米長期金利の反落を受けて

ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の114円前半。
仲値公示を経てドルは一時3月15日以来の高値となる114.73円まで上昇したが、その後は米長期金利の反落に平仄(ひょうそく)を合わせ114円前半に下落した。
主要6通貨に対するドル指数が小幅低下。米税制改革法案の行方や、将来の米連邦公開市場委員会(FOMC)の顔ぶれを巡る不透明感がドルを圧迫している。
終盤の取引で、ドル指数は0.19%低下し94.764。9月中旬以降、約3%上昇していた。
シリコン・バレー銀行のシニア為替トレーダー、ミン・トゥラング氏は「ドルの上昇は幾分失速した」と指摘した。
調査会社LMCオートモーティブがまとめた10月の西欧自動車販売台数は4.6%増加した。英国の販売は大幅減少した一方、フランスや欧州南部で需要が増加した。LMCによると、10月の西欧自動車販売台数は109万5000台と、前年同月の104万7000台を上回った。

【2017.11.07】FX市場

ドルやや戻し!ドルへの買い戻しが影響

ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の114円前半。
株高でも日中取引ではドルは上昇の勢いを欠いていたが、夕方にかけて114円台前半まで上値を伸ばした。
ドルが主要6通貨バスケットに対し小幅上昇。欧米の金融政策格差が再認識される中、ドルへの買い戻しが入った。
終盤の取引でドル指数は0.17%上昇し94.921。前月終盤につけた3カ月ぶり高水準に迫った。
ユーロ/ドルは0.2%安の1.1586ドル。一時、7月20日以来の安値となる1.1555ドルをつける場面もあった

<米・経済指標>
○ (米) 9月消費者信用残高  +130.65億USD → +208.30億USD↑

【2017.11.08】FX市場

ドル安!サウジアラビアが政情不安

ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の113円後半。
海外市場の流れを引き継ぐ形で上値の重い展開が続いた。値動きは鈍かったが、北朝鮮リスクや米税制改革の行方、サウジアラビアの政情不安など様々な話題が、今後の市場動向に影響を与える可能性があるとして議論されている。
ニュージーランド(NZ)準備銀行(中銀)は政策金利を過去最低の1.75%に据え置いた。NZドルは軟化したとし、下落が持続すればインフレ押し上げにつながるとの見解を示した。
新政権の政策による影響は「非常に不透明」とも指摘した。
安倍晋三首相の経済アドバイザーとして知られる本田悦朗・駐スイス大使は8日、ロイターとのインタビューに応じ、次期日銀総裁に指名され就任が決まれば、2%の物価目標実現によるデフレ脱却を全力で実現すると述べ、ポストに強い意欲を示した。
また、消費増税までに強じんな日本経済の実現が必要であり、拡張的な財政政策が必要であるとの見解を示した。

【2017.11.09】FX市場

ドル下げ幅拡大!トランプ政権の税制改革が遅れる可能性から

ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の113円半ば。
午後に日経平均が急速に下げ幅を拡大したことで円が買われた。ただ、下値に短期筋やオプション絡みのドル買い需要が控えていたといい、株価が下げ止まるとドル/円も下げ渋った。
ドルが対円で下落し0.2%安の113.78円台近辺で推移。一時113.40円まで値下がりした。トランプ政権が目指す税制改革が遅れるのではないかとの懸念が広がった。
ライアン下院議長は、税制改革で法人税減税を先送りする可能性があることを示唆。これに先立ち、上院共和党案では法人税減税の実施を先延ばしする可能性があると報じられていた。
ニューヨーク外為市場では、米議会上院共和党の税制改革法案の内容が明らかになったことを受け、ドルが主要通貨バスケットに対し6日ぶりの安値を付けた。
上院財政委員会のキャシディ議員(共和党)は、上院共和党の税制改革法案に法人税減税の実施を2019年に先送りする案が盛り込まれる一方、医療保険制度改革法(オバマケア)で定められている個人の保険加入義務付けを廃止する案は盛り込まれないことを明らかにした。

<米・経済指標>
○米・卸売在庫(確報値) 0.3% → 0.3%→
○(米) 9月卸売売上高 (前月比)  +1.7% → +1.3%↓
○(米) 新規失業保険申請件数  22.9万件 → 23.9万件↑

【2017.11.10】FX市場

ややドル高!米経済先行き不透明感からドル上値抑えた

ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の113円半ば。
市場の関心が米国の税制改革の動向に集まる中、米上院共和党が9日に発表した税制改革法案に法人税減税の実施時期の1年先送りが盛り込まれたことや、財源の穴埋め問題が残っていることなど、先行き不透明感がドルの上値を抑えた。
米ニューヨーク連銀の国内総生産(GDP)予想「ナウキャスト」によると、第4・四半期の米GDP伸び率は年率3.15%となる見通し。前週発表は3.16%だった。
11月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は97.8と、予想(100.7)を大きく下回った。
現況指数が113.6と予想(116.8)に届かず、期待指数も87.6で予想(90.5)を下回った。
1年先の期待インフレ率は2.6%と、前月確報値(2.4%)からやや上昇した。5年先の期待インフレ率は2.5%で横ばいだった。

<米・経済指標>
○(米) 11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報  100.7 → 97.8↓




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【先週の主な動き】

先週は、主だったニュースもなく、トランプ政権の税制改革の行方や疑問視する声も多くなってきています。
トランプ米大統領は、アジアを訪問し、日本、韓国、中国に武器を売って、貿易赤字を解消したい狙いがあるようでうs。
サウジアラビアでは、王子を含む11名の汚職容疑で、一斉逮捕という異例の事態となっています。また王子がイエメン国境近くでヘリコプターが墜落し王子1人が死亡したというニュースがありました。
国内は、東京の豊洲移転問題は、来年の10月中旬に移転すると発表がありました。
また日本政府は、大学などの高等教育と2歳児以下の保育園費用について、住民税が課せられない世帯(年収250万円未満)について、無償化する方向に検討に入ったようです。
これでは、なんのための無償化だかわからない状態となっています。私は、2歳児以下と高等学校ぐらいは完全に無償化してもらいたいと思っていました。

さて、日足チャートをみると、


なかなか上値が抑えられていて、上に抜けていかない展開となっています。チャートの形としては、ダブルトップで高値圏で失速しそうな気配となっています。
この上値(114円半ば)を抜けていけばいいのですが、なかなか上値の重さで、上に抜けていくことができない状況です。
下げてきても、ヒボナッチの112.409で踏みとどまれば、上昇する可能性もあります。

【来週の主な経済指標発表】

・11/14

22:30 (米) 10月生産者物価指数 (前月比)

22:30 (米) 10月生産者物価指数 (コア:前月比)

22:30 (米) 10月生産者物価指数 (前年比)

22:30 (米) 10月生産者物価指数 (コア:前年比)

・11/15

22:30 (米) 10月消費者物価指数 (前月比)

22:30 (米) 10月消費者物価指数 (コア:前月比)

22:30 (米) 10月消費者物価指数 (前年比)

22:30 (米) 10月消費者物価指数 (コア:前年比)

22:30 (米) 11月NY連銀製造業景況指数

22:30 (米) 10月小売売上高 (前月比)

22:30 (米) 10月小売売上高 (前月比:除自動車)

24:00 (米) 9月企業在庫 (前月比)

30:00 (米) 9月対米証券投資

・11/16

22:30 (米) 新規失業保険申請件数

22:30 (米) 11月フィラデルフィア連銀製造業指数

22:30 (米) 10月輸入物価指数 (前月比)

23:15 (米) 10月鉱工業生産 (前月比)

23:15 (米) 10月設備稼働率

24:00 (米) 11月NAHB住宅市場指数

・11/17

22:30 (米) 10月住宅着工件数

22:30 (米) 10月建設許可件数

【ドル円の平均ボラティリティ(日足)】

11/06~11/10
・・・74pips




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