【実践】テクニカル分析(2)

今回は、トレードラインとフィボナッチレトレスメントおよびRSIにおいて、相場分析の解説です。

(図:ユーロドル月足チャート)

tec02_EURUSDMonthly

今ユーロドルの月足チャートをみると、下降トレンドラインから下げ始めています。
また下値では、上昇トレンドラインがあり、三角パンタを形成しています。

高値・安値を結んだフィボナッチレトレスメントで、38.2~50.0の範囲まで値を下げてくる可能性もあります。

ここで有力なのは、1.2500付近で反発しそうな感じがします。

できれば、週足もしくは下位足で、RSIのダイバージェンスが発生していれば、売買タイミングとなります。

その後値幅は狭くなり、上か下にブレイクしていくことが予想されます。

これはあくまで、環境認識であり今後のトレードに活かしてほしいところです。

 

【実践】テクニカル分析(1)

今回は、チャート分析における相場環境について、説明しています。

まず長期の期間である、ドル円月足チャートを例に相場環境について解説していきます。

(図:ドル円月足チャート)

tec01_USDJPYMonthly

現在の状況は、200移動平均線をを行ったり来たりの保ち合い相場となっています。
チャートの水平線(青)は過去にサポート(支持線)されてきたラインまで戻してきていることが分かります。

また下降トレンドライン(赤)がレジスタンス(抵抗線)と機能して、三角保ち合いを形成しています。

この三角保ち合いを上にブレイクしていけば、ドル高の傾向になっていくと予想されます。

逆に下降トレンドラインがレジスタンスとして機能し、水平線のサポートラインを下回れば、急速にドル安が進行する境目にきています。

このように長期のチャート分析を行った後に、中期、短期のチャートをみて売買計画を立てるようになります。

また大切なのは、過去に同じようなチャートパターンがないかを探してみるのも良いと思います。