【売買】ポートフォリオでリスク軽減

ポートフォリオとは、集中する投資のリスクを減らし、分散投資を行いリスクを低減させる手法のこと。

ポートフォリオの考え方としては、リスクを分散させる行為を言います。
FXでトレードの枚数を限定させ、その他は株や金などの先物取引を行い、一方がマイナスになっても、もう一方がプラスになっていれば、リスクを軽減することができます。

逆に、どれもマイナスになることも考えられるので、ポートフォリオの考え方に逆行することもあります。

FXだけのトレードでいうなら、一つのトレードで大きなポジション金額で売買するのではなく、分散投資として行うことを推奨します。

例えば、
ポートフォリオの考え方としては、大きな時間軸で、上昇トレンドで買いポジションを保有しているときに、逆に下げてきている期間の場合に、小さい時間軸で、逆のポジションを取り、小さくエントリーやエグジットしてリスクを軽減することができます。

(図:ユーロ/豪ドル週足チャート)

Portfolio_EURAUDWeekly

(図:ユーロ/豪ドル日足チャート)

Portfolio_EURAUDDaily

また異なる通貨ペアに関して、例えばドル/円をトレンドフォローでポジョションを保有しているときで、逆に機能しない期間であった場合、ユーロ/ドルでは逆に機能する期間の場合、売買ポジションをとりドル/円のマイナスの期間を補うようにすることもできます。

クロス円同士または、ドルストレート同士のポートフォリオでは、相関関係が強いため全く異なる通貨で行うべきです。

 

【実践】テクニカル分析(3)

今回は、ユーロ/豪ドルの環境認識について解説します。

①ユーロ/豪ドルの月足チャート

(図:月足・ユーロ/豪ドル)

tec03_EURAUDWeekly

月足チャートをみると、サポート・レジスタンスラインで、値を戻しています。レジスタンスとして機能し下げてくるのか、上にブレイクして上昇していくのかの栄目にきています。

②ユーロ/豪ドルの週足チャート

(図:週足・ユーロ/豪ドル)

tec03_EURAUDMonthly

今度は、週足チャートをみるとエリオット波動である上昇5波を形成後、ダイバージェンスとなり、下げてきています。

青のラインが今までレジスタンスと機能してきていましたが、直近では、サポートとして機能し上昇しています。

下げてきた場合、今後サポートとして反発するかどうかというところです。反発すればRSIの下値は下げて、ローソク足の下値は上げているので、リバーサルで上昇する可能性があると認識します。
200移動平均線(ピンク)は上向きなので、一旦下がるも上昇するかも知れません。

その後、サポートラインを下回れば大きく下落する傾向になりやすい。

エリオット波動の1波まで、下げてくる可能性もでてきます。

テクニカル分析では、主にチャートにより分析していきますが、如何に予想をして早く仕掛けていくかが重要になってきます。