エリオット波動

エリオット波動論は、ラルフ・ネルソン・エリオット(1871年~1948年)が提唱したもので、彼が見出したパターンとは言え、相場にしか現れない特殊なパターンではなく、人間界のみならず、自然界に存在するさまざまな現象と、同一な性質を持つとしています。

この理論は、1つの相場には「上昇5波」と「下降3波」が存在するとしています。

(図:エリオット波動)
※参考:ウィキペディア

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長期の大きな波と中期の波、短期の波に分けることができます。

1.上昇局面
上昇3波とその間に2波の調整(下落)があるとしています。

①上昇第1波

②調整

③上昇第2波

④調整

⑤上昇第3波

 

2.下落局面
下落では2波と1波の戻しがあるとしています。

①下落第1波

②戻し

③下落第2波
私も検証してみましたが、必ず「5波の上昇」と「3波の下落」があるわけではありません。

日足が2波の上昇と1波の下落であった場合、それより小さい時間軸でみた場合、大体合っていることもあります。

下落の場合、大きな時間軸では3波ですが、小さい時間軸では、5波を形成していることもあります。

そこには、騙しもあるので一概には波動論に合う形式ではありませんが、上昇、下落の寿命を知るためには、一番有効であると考えています。