裁量トレードとシステムトレードについて
今回は裁量トレードとシステムトレードの違いについて、説明します。
①裁量トレード
裁量トレードとは、ファンダメンタル分析やテクニカル分析を行い、相場観で取引を行うことです。
裁量でも売買はシステム化(ある一定のルール)で行い、決済は裁量で行う場合が多いようです。
システムトレードに比べて、裁量判断が入るため臨機応変に対応することができます。
しかし、売買チャンスを見逃すこともあります。
②システムトレード
システムトレードとは、ある一定のルールに従い取引を行うこと。
自動売買システムがこれに相当する。
裁量トレードでもある一定のルールに基づき必ず取引し、決済までを行うことであれば、システムトレードと言われる。それが自動で行うか裁量で行うかの違いによる。
ある一定のルールに従い必ず売買から決済までも行います。売買チャンスを見逃すことがなくなります。
しかし、ルールに適用しない期間が続けば損失が増えることがあります。
そこで、ルールを変更するのではなく、損失の期間を補うために、ポートフォリオという考え方が生まれてきています。