【トレンド】ボリンジャーバンドで相場の勢いをみる!
ボリンジャーバンドについていは、以前本サイトでご紹介させていただきました。
ボリンジャーバンドは、トレンドの勢いをみるもので、決して逆張り手法には使わないことを説明しました。
そもそもボリンジャーバンドは何を見るためのものか?
相場の勢いをみるためのトレンド系指標になります。
ボリンジャーバンドの見方と名称
下の図は、ドル/円1時間足チャートになります。
(図1:ボリンジャーバンド)
・エクスパンションとは
相場に勢いがあり、上昇時は、ボリンジャーバンドの下の線が広がることを言います。
下降時は、上の線が広がることを言います。
・バンドウォークとは
相場に勢いがあり、外の線に沿って上昇または下降していくことを言います。
※トレンドがでているとこは、逆張りで入ったら損失が大きくなります。
・スクィーズとは
ボリンジャーバンドが収縮し、相場に勢いの無いレンジ相場になります。
下の図は、ボリンジャーバンドの各相場での展開を説明します。
(図2:ボリンジャーバンドの相場)
①レンジ相場で、ボリンジャーバンドの上下の外線を行ったり来たりを往復しています。
この場合、レンジ相場(BOX相場)逆張り手法は有効であると考えられます。
②上昇相場でボリンジャーバンドの外の線に沿って上昇しています。
ボリンジャーバンドの下の線も広がり、勢いがあることを示しています。
③大きく下落し、ボリンジャーバンドの上の線が大きく開いて、エクスパンションが発生しています。
④ボリンジャーバンドの上の線が下向きに変わり、下の線にバンドウォークしていきます。
⑤大きく反発し上昇していますが、ボリンジャーバンドの下の線が広がっていないので、勢いはあまりありません。
すぐに、収縮してしまう可能性があります。
このように、レンジ相場の場合ボリンジャーバンドの外の線で反発し往復しますが、ボリンジャーバンドがエクスパンションしているときは、逆張りをすると痛い目にあうことになります。