ヘッジファンドの仕掛けとは!?

ヘッジファンドは、もともとの意味は、集めた資産を守るためも、リスクのヘッジ(回避する)ということから、売りから入ることを得意としていることから、ヘッジファンドと言われるようになりました。

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ヘッジファンド(英語: hedge fund)は、代替投資の一つ。
公募によって一般から広く小口の資金を集めて大規模なファンドを形成することを目指す通常の投資信託とは異なり、通常は私募によって機関投資家や富裕層などから私的に大規模な資金を集め、金融派生商品などを活用した様々な手法で運用するファンドのこと。
参照元サイト:http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘッジファンド
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実際は、大きな流れ(時間軸)では買いを行っていて、下落局面において、小さな流れでは買いのリスクをカバーするために、ヘッジしてリスク回避を行っています。

この投資ファンドは、資金が豊富にあるので、度々、「ダマシ」を入れてくることがあります。

また個人投資家のストップ(逆指値)を刈ってから、逆方向に売買をしてくるので注意が必要です。

ストップを刈るポイントは、サポートもしくはレジスタンス付近で、相場が反転する箇所に「ダマシ」を入れることがあります。

この「ダマシ」については、後になって分かることなので、見分けるには非常に難しいことになります。


①買いでの「ダマシ」

下の図に表されている上昇局面において、「ノイズ=ダマシ」のポイントになります。

(図:上昇トレンドライン)
hedgeup_USDJPYDaily

トレンドラインとチャネルラインを引いてみると、ラインから外れている箇所が、「ノイズ=ダマシ」となります。

これには、まだ上がると見せかけて買いポジションを行い、個人投資家の買いが入りストップを入れたときに、一気に逆の売買を行い、ストップを刈られることになります。


②売りでの「ダマシ」

下の図に表されている上昇局面において、「ノイズ=ダマシ」のポイントになります。

(図:下降トレンドライン)
hedgedown_USDJPYH4

これには、まだ下がると見せかけて売りポジションを行い、個人投資家の売りが入りストップを入れたときに、一気に逆の売買を行い、ストップを刈られることになります。

このように、個人投資家は相場を動かすほどの資金力がないので、流れに合わせるほどに「ダマシ」に合いやすいことになります。

この「ダマシ」については、時間軸の小さいスキャピングでトレードしている人も気をつけた方が良いでしょう。

両建てでトレードを行っている人は、適切なストップを設定して置かないと、往復ビンタを食らう恐れがあります。

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