【トレンド】ボリンジャーバンドで相場の勢いをみる!

ボリンジャーバンドについていは、以前本サイトでご紹介させていただきました。

ボリンジャーバンドは、トレンドの勢いをみるもので、決して逆張り手法には使わないことを説明しました。

そもそもボリンジャーバンドは何を見るためのものか?

相場の勢いをみるためのトレンド系指標になります。

 

ボリンジャーバンドの見方と名称

下の図は、ドル/円1時間足チャートになります。

(図1:ボリンジャーバンド)

Bollin1_USDJPYH1

・エクスパンションとは
相場に勢いがあり、上昇時は、ボリンジャーバンドの下の線が広がることを言います。
下降時は、上の線が広がることを言います。

・バンドウォークとは
相場に勢いがあり、外の線に沿って上昇または下降していくことを言います。

※トレンドがでているとこは、逆張りで入ったら損失が大きくなります。

・スクィーズとは
ボリンジャーバンドが収縮し、相場に勢いの無いレンジ相場になります。

 

下の図は、ボリンジャーバンドの各相場での展開を説明します。

(図2:ボリンジャーバンドの相場)

Bollin2_USDJPYH1

①レンジ相場で、ボリンジャーバンドの上下の外線を行ったり来たりを往復しています。

この場合、レンジ相場(BOX相場)逆張り手法は有効であると考えられます。

②上昇相場でボリンジャーバンドの外の線に沿って上昇しています。

ボリンジャーバンドの下の線も広がり、勢いがあることを示しています。

③大きく下落し、ボリンジャーバンドの上の線が大きく開いて、エクスパンションが発生しています。

④ボリンジャーバンドの上の線が下向きに変わり、下の線にバンドウォークしていきます。

⑤大きく反発し上昇していますが、ボリンジャーバンドの下の線が広がっていないので、勢いはあまりありません。
すぐに、収縮してしまう可能性があります。

このように、レンジ相場の場合ボリンジャーバンドの外の線で反発し往復しますが、ボリンジャーバンドがエクスパンションしているときは、逆張りをすると痛い目にあうことになります。

 

【売買】レンジトレード

今回はトレンドを持たないレンジ(BOX)トレードについて、説明します。

以下チャートは、ポンド/ドルの2010年-2013年の週足チャートになります。

(図:ポンド/ドル週足チャート)

range_GBPUSDWeekly

明確にシグナル(ダイバージェンス)がでてから、この4年間で大きくある一定の範囲で上下していることが分かります。

赤○で売って、青○で買う手法が取れます。

しかし、200日移動平均線は下向きなので、徐々に値を下げてきています。

この場合上昇トレンド、下降トレンドを持たないレンジ(BOX)相場の期間となりますので、

ここで高値、安値に線を引き安値で買って、高値で売っていく手法がとれます。