期間によるトレンドの見方(2)

前回期間によるローソク足を説明しましたが、

今回は実際トレードするための、時間足の見方をレクチャーします。

長期の方なら、月足、週足、日足を見るでしょう。

月足、週足でトレンドの方向性を見て、日足で売買タイミングをみることになります。

デイトレの方なら、日足、4時間、1時間などをみて、トレードするかと思います。
日足、4時間足でトレンドの方向性をみて、1時間もしくは分足で、売買タイミングをみることもします。

(図:日足)

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(図):4時間足)

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(図:1時間足)

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1分足、5分足などの比較的短期で売買するスキャルピングなどは、4時間足、1時間足でトレンドの方向性をみて、1分足、5分足で売買タイミングをみます。

(図:1時間足)

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(図:5分足)

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(図:1分足)

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要するに、トレンドの方向性を売買タイミングでトレンドに沿った方向に売買します。

例えば3つの時間足の方向が一致しているときに、売買を行う方が損失期間が短くなります。

全部の時間足をみて、トレードに望むトレーダーもいますが、ライフスタイルに合わせたトレードを心がければ良いと思います。
よく日本人は海外投資家から「ミセスワタナベ」と言われるように、逆張り好きな日本人として有名です。

もうそろそろ反発するだろうと、上昇トレンドまたは下降トレンド中の逆張りスタンスでトレードすることがあります。

これは、非常に危険なことで、トレンドは継続すると言われています。

確かな証拠が無い限り、逆張りでポジションを持つことはしない方が良いです。

また、買いなら底値、売りなら天井で逆張りでエントリーすることはあります。

これは勝率は下がります。勝率よりも値幅で取りにいくなら初動段階で、小さくかけた方が良いでしょう。

 

期間によるトレンドの見方(1)

ローソク足は価格の数値を時系列にグラフ化したものですと、以前お話しさせて頂きました。

今度は、期間によるローソク足の推移について説明します。

実は、ローソク足の期間は投資家の人によって、どの期間を見るかで違ってきます。

①月足
月足の場合、1ヵ月に1本のローソク足になります。非常に強いローソク足になります。

(図:月足チャート)

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②週足
週足の場合、1週間に1本のローソク足になります。強いローソク足になります。

(図:週足チャート)

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③日足

日足の場合、1日に1本のローソク足になります。やや強いローソク足になります。

(図:日足チャート)

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④4時間足(240分足)

4時間足の場合、4時間に1本で1日に6本のローソク足となります。

(図:4時間足チャート)

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⑤1時間足(60分足)

1時間足の場合、1時間に1本で1日に24本のローソク足になります。

(図:1時間足チャート)

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⑥分足
分足の場合、30分、15分、5分、1分などがあります。分足のローソク足としては弱く、ノイズや騙しなどが多くなります。

(図:30分足チャート)

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(図:15分足チャート)

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(図:5分足チャート)

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(図:1分足チャート)

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値幅をとりにいくなら、1時間足以上となり、勝率重視なら分足のスキャルピングとなります。
勝率重視の場合、値幅が取れない分、枚数を多くしてトレードすることがあります。

1回のトレードに10万円、20万円・・・と枚数を多くして取引を行う場合もあります。
その場合、勝率も高くなければならず、ポジションを保有したら、チャートを常に見ていなくてはならない場合もあります。