上昇トレンド中の、「押し目買い」について解説します。

日足でトレンドの方向性をみて、４時間足もしくは１時間足で、押し目を上にブレイクしたときに、買いポジションを取る手法になります。

①日足でトレンドの方向性をみる
下の図では、比較的押しの少ない、強い上昇トレンドとなっています。

（図：ドル／円・日足チャート）

その中で、大きな押しが入ったときに、買い検討を行います。実際の売買は、４時間足もしくは１時間足で行います。

②４時間足で押し目の買い
日足で上昇中で押している場合、４時間足では下降トレンドになっています。

（図：ドル／円・４時間足チャート）

３回から４回頭を抑えられ、日足の上昇トレンドラインまで近づいてきます。

Ｗボトム（２回底値で反発）を付けた後に、下降ラインを上にブレイクした時点で、買いポジションを取ります。

ストップは、直近の安値＋スプレッド＋αに置きます。

押しが深く何度も頭を抑えれているときは、ブレイクしたときの反発は大きくなります。

この手法は、日足、４時間足を例にしていますが、１時間足以下でも使える手法なので、試してみてはいかがでしょう。

今回は、上昇中の保ち合いによるブレイクの買いポジションについて説明します。

①日足でレジスタンスを見つけます

（図：ドル／円日足チャート）

何度も頭を抑えられている、レジスタンスラインを探します。

その場合、下値が切り下がっていないことが条件になります。

上図の場合、２００日移動平均線でサポートされていることが分かります。
また、下値が切り上がってきています。

②４時間足で下値が切り上がり、日足で引いたレジスタンスラインに近づいてきます

（図：ドル／円４時間足チャート）

ちょうどフラッグを形成しています。

②１時間足で、日足で引いたレジスタンスラインを上にブレイクすれば買いポジションをとります。

（図：ドル／円１時間足チャート）

ストップは直近最安値＋スプレッド＋αの位置に置きます。