ローソク足について
ここでは、ローソク足について、解説します。
「ローソク足」とは、2つの通貨の値動き(始値、終値、高値、安値)が「ローソク足」の形に似ていることから、由来しています。
ローソク足は、終値が始値より大きい場合は「陽線」、終値が始値より小さい場合「陰線」として表します。陽線と陰線のローソク足の色はまちまちです。陽線を青、緑や白、陰線を赤や黒で表したり、その逆で表現する人もいます。自分の合った色を選ぶことができます。
(図:ローソク足チャート)
「ローソク足」を発案したのは、江戸時代に出羽国の本間宗久さんが米取引で使ったことから起源とされています。
そうです、「ローソク足」は日本人が発明したものと言うことです。
日本の株式市場、金相場、為替などのチャートには、「ローソク足」が最も多く使われています。
海外では、バーチャートやラインチャートがよく使われています。
(図:バーチャート)
(図:ラインチャート)
ローソク足とは、「始値(はじめね)」、「終値(おわりね)」、「高値(たかね)」、「安値(やすね)」を一本で表したものです。
始値より、終値の価格が高い場合は、陽線で表し、始値が終値よりも価格が低い場合は、陰線で表します。
今後ここではチャートには、「ローソク足」で示していきます。
(図:ローソク足=陽線)
(図:ローソク足=陰線)
ローソク足にも、実体部分と上ヒゲ、下ひげがあります。
ローソク足の色の表し方については、千差万別ありますが、ここでは陽線=青色、陰線=赤色で示すことにしています。
■ローソク足の形
●パターンAは、始値<終値となっているので、陽線で表します。
●パターンBは、始値>終値となっているので、陰線で表します。
●始値>安値=下ひげ、終値>高値=上ひげとなります。