FXでやってはいけない8つの法則
FX初心者がやってはいけいない8つの法則について説明します。
FXは、ゼロサムゲームです。
負けている人がいれば、必ず勝っている人がいるのです。
すなわち、勝っている人に鴨にされているのです。
それも、知らない内に!巧妙に!鴨にするのです。
世界中の人と取引で勝負していると言っても過言ではありません。
いわば、トレードのプロと勝負しているのです。
FX歴数十年の人と、FXをはじめて数ヶ月の人では、天と地との差があります。
そこで、勝つことは二の次で、まずは負けないトレードをするには、やってはいけない8つ条件をクリアしないといけません。
1.ルールのないトレード
まずルールを決めて取引を行うことです。
ルールなしで、値ごろ感で取引を行うと痛い目にあいます。
どこで入って、どこにストップを置いて、どこで決済するということを予め決めておくことです。
根拠のないトレードは、いつかは大きな損失を出してしまいます。
それが致命的になり、損失を取り戻そうと、更に大きな金額で取引を行うことは禁物です。
2.トレンドに逆らった取引
日本人でよく、トレンドに逆らった取引をすること、すなわち「逆張り」をしてしまいます。
そろそろ、逆に動くだろうということで、持っているポジションを決済するなら良いのですが、逆張りで入って取引してしまう行為はしてはいけません。
私も以前、逆張りで入って痛い目にあったことは数えきれません。
3.レバレッジを効かせての取引をしない
日本のFX取引において、25倍までのレバレッジが義務付けられています。
そのレバレッジを効かせて、最大で取引をすると、1回の損失で取引停止になることがあります。
FXは、ギャンブルではありません。
毎年勝ち続けていくにはとを考えると、レバレッジを効かせての取引は禁物です。
4.小額の取引から始める
小額で取引を始めると、証拠金に対してレバレッジがどうしても大きくなるので、小額から取引を行うことは避けた方が良いでしょう。
最低でも30万円以上の証拠金が必要になると思います。
5.負けを取り戻そうとして、倍の金額で取引する
よく初心者がやってしまうのは、負けトレードで損失になり、負けを取り戻そうとして、倍の金額で取引をして、更に損失を大きくしていることになるので、禁物です。
6.最高値・最安値で利益を取りにいくこと
人はよく最高値、最安値で決済したいと思うのは当然です。
しかし、最高値を狙って決済するはずが、みるみる内に価格が落ちてきて、結局損失で決済してしまうケースが多いものです。
相場の格言に「頭と尾はくれてやれ!」と言われています。
あまり、最高値・最安値で待って決済して逆に損にならないようにすることです。
7.損失を先送りにして塩漬けにする
これが非常に多いのではないかと思われます。
入ったポジションが逆に動いて、ゆくゆくは戻ってくるだろうと、放っておくことは絶対避けてください。
1万円の損失を嫌がるあまり、10万円まで損失が膨らみ耐えきれなくなり、しぶしぶ決済するケースが多いものです。
利益が乗っているときは長く、損失は早く行うことです。
8.ポジションを持ちたがる「ポジポジ病」
よく勤勉な日本人に多いのですが、常にポジションを持ちたがる人がいます。
常に持っていないと、仕事をしていないように感じ、買い場、売り場でもないところで、売買してしまうケースが非常に多いので気をつけてください。待つのも取引です。
まだまだたくさんありますが、ここでは8つに限定して、説明しました。