トレンドラインとは(2)

前回はトレンドラインについてレクチャーしましたが、今回は安値、高値にトレンドラインを引いて、それと平行してラインをチャネルラインと呼びます。チャネルラインを引くことにより、ある程度反発やトレンドの終焉を予測することができます。

①上昇トレンド
青の○印がトレンドラインとして、サポートされていることが分かります。
赤○印は、レジスタンスライン(抵抗線)として機能していることが分かります。

(図:上昇トレンドライン)

uptrandline3_eurusddaily

②下降トレンド
青の○印がトレンドラインとして、サポートされていることにが分かります。
赤○印は、下降トレンド中の上昇でレジスタンスライン(抵抗線)として機能しています。

(図:下降トレンドライン)

downtrendline3_usdjpydaily
上の黒○印はノイズと言って、上がると見せかけて大きく下落することになります。

遅れて入った投資家が、まだ上がるのでは無いかと買いを入れた瞬間に大きく下げていますが、これは買いオーダーのストップロス(損切り)を巻き込み、大きく下落するケースとなっています。

下の黒○印は、チャネルラインを下回り、まだ下がると見せかけて上昇しているケースとなっています。

これは、大口の機関投資家が行う手口になりますので、要注意が必要です。